宮城 石川 長崎つなぐ“箸” 環境保護の取り組みからうまれた箸を子ども食堂に寄贈《長崎》
県内の子ども食堂で役立ててもらおうと、建築端材から制作した箸などを大手生命保険会社のメットライフ生命が寄贈しました。
箸1500膳と雑巾150枚を寄贈したのはメットライフ生命です。
県内55の子ども食堂が加盟する「ながさき子ども食堂ネットワーク」に贈られました。
(ながさき子ども食堂ネットワーク 数山 有里事務局長)
「子どもたちの未来のために皆さんの思いをしっかりと子どもたちや来てくれる人に伝えながら、(思いを)つなげていくことも子ども食堂の役割と思う」
メットライフ生命は、宮城県で豊かな森林をよみがえらせる「エコラの森」の取り組みに協力していて、箸は、その活動で出たスギの建築端材で作られました。
石川県・輪島で制作したものを、社員が1本1本、角がなくなるように磨き、アマニオイルを塗って仕上げたそうです。
環境保護から始まった取り組みが、宮城、石川、長崎をつないで子どもたちが安心して過ごせる環境づくりに役立てます。
(メットライフ生命長崎本社 土持 保恵さん)
「子どもたちが箸でケガをしないように、これを使って食べてもらう時の笑顔を思い浮かべながら、楽しく作業した」
箸と雑巾は、ネットワークに加盟する子ども食堂で利用されるということです。