「新しい東としてジェンダーレスの新しい選択」長崎東中学・高校 新制服お披露目《長崎》
創立以来、初めての変更です。県立長崎東中学校・高校で来年春から導入する新しい制服が21日、お披露目されました。
多様性を尊重しジェンダーレス化が進んでいます。
男子は、詰めえりの学ラン。女子は紺のブレザーにスカートで昨年度からはスラックスも着用できます。
長崎市の長崎東中学校・高校。
現場音「まずは高校男子冬服の登場」
21日は高校生が集まり、新しい制服がお披露目されました。
濃紺のブレザーにネクタイやリボン、スラックスとスカートはチェック柄でおしゃれに。
スラックス、スカートは男子も女子も好きな方を選べます。
学校側が去年6月に委員会を立ち上げ検討を開始。
多様性の尊重 や夏の暑さに対応する素材をといった生徒や保護者からの意見を取り入れたそうです。
伝統のひ色の3本ラインがネクタイやリボンにデザインされたほか、袖には、遅い時間でも安全に下校できるよう光を反射するラインも。
制服は、すべて自宅の洗濯機で丸洗いできます。
高校2年生「思ったよりも動きやすくてスラックス着たくなった」
高校1年生「スタイリッシュになっていていい感じだった。(スカート・スラックスは)自分 の好みに合わせて自分たちで着 こなしたらいい」
高校2年生「新しい東としてジェンダーレスの新しい選択ができるのがすごくうれしい」
全国的にも広がりをみせている制服のジェンダーレス化。
女子向けのスラックスを新たに採用する学校は5年前と比べておよそ17倍に増えているといいます。
県内でも今年4月時点で県立高校65校の6割以上で(41校)女子のスラックス着用が導入されていて、現在、検討を進めている学校もあるということです。
長崎東中学校・高校の新たな制服は来年春からです。