ヴェルカのマスコット「LUCA」広報大使に 自転車のヘルメット着用推進を啓発《長崎》
13日から年末の交通安全県民運動が始まりました。
今年4月から努力義務となった自転車のヘルメットの着用。
県内でも啓発活動が行われました。
「自転車ヘルメット着用広報大使に任命します」
広報大使に任命されたのは、プロバスケットボールB1長崎ヴェルカのマスコット「LUCA」です。
会場ではLUCAをあしらった啓発チラシやグッズが配られました。
今年4月から努力義務となった自転車のヘルメット着用。
大村市では、自転車で下校する高校生らに事故防止を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。
県警によりますと、今年に入り、12日までに自転車が絡む事故が94件発生し2人が亡くなっています。
今年7月に行われた調査では、県内の自転車のヘルメット着用率は「10.5%」と、全国平均を下回っていて、普及が課題となっています。
(県警交通企画課 吉田 卓二 警部)
「ヘルメットの着用はまだ浸透していない。交通安全教育やイベント、交通指導取締りを通じて、着用推進に取り組みたい」
県警は今後、ヴェルカの試合会場周辺での広報活動や街頭キャンペーンなどを実施し、着用率の向上を図りたいとしています。
年末の交通安全県民運動では、歩行者の道路横断時の事故防止や飲酒運転の根絶などを呼びかけています。