料理の楽しさ・生産者への感謝・地元食材のおいしさ学ぶ授業 特別講師はあの一流シェフ《長崎》
一流シェフから料理することの楽しさを学んでもらおうと、佐世保市の小学校で「食育授業」が行われました。
(上柿元 勝シェフ)
「魚屋さんだけでなく漁業に出ている人、そして野菜を作っている人。そういう人に対しての “ありがとう” の思いがなかったらダメ」
長崎の食材の魅力を伝える上柿元 勝シェフ。
「現代の名工」でハウステンボスのホテルで総料理長を務めるなどフランス料理界で活躍しています。
授業では、潮見小学校の6年生26人がアドバイスを受けながら、佐世保産の鯛と地元の野菜を使ったクリームスープに挑戦しました。
(上柿元 勝シェフ)
「(切り方が)ちょっと厚い。火の入り方が変わるから、こういうのを気をつけた方がいい。同じ大きさに切らないと」
子どもたちは悪戦苦闘しながらも、クラスメートと協力しながら料理を完成させました。
出来上がった料理は、もちろんみんなで試食します。
(児童)
「うまい。うまっ!
友だちと楽しく(料理が)できてよかった」
(児童)
「地元の食材を使うことによって、ちゃんとありがたく食べないとなという感情が湧いてきたので、すごくよかった」
一流シェフを招いて開いた『食育の授業』。
子どもたちは、長崎の食材のおいしさと料理することの楽しさを実感したようです。