長崎スタジアムシティを視察 「中学生議会」まちづくりや魅力発信を議論《長崎》
まちの新たな魅力の発信を目指し、中学生が長崎スタジアムシティを視察しました。
長崎市のまちづくりなどについて話し合う「中学生議会」が19日から始まりました。
10月に開業する長崎スタジアムシティを訪れたのは長崎市の中学生36人です。
生徒たちは「中学生議会」の議員。
スタジアムシティを生かした長崎のまちづくりや魅力の発信に向けて議論するための視察です。
(横尾中学校 松井 陽音さん)
「想像より広くて、ここで選手がプレーすると考えたら興奮する」
ピーススタジアムではサッカーJ2V・ファーレン長崎のロッカールームなどを見学。
選手たちの気分を一足早く味わいました。
(山里中学校 登立 桜和さん)
「都会的な建物が身近に建ってわくわくする。たくさん人が集まると思うので、集客を生かしたものが作れればいい」
生徒たちに、地方自治の仕組みを学んでもらおうと2016年から始まった中学生議会。
8回目の今年はまちづくりのほか、「いじめゼロ」の実現に向けた取り組みを話し合います。
(小江原中学校 本多 未来さん)
「中学生のいきいきとした意見が、長崎の街づくりに反映されればいい」
(淵中学校 𠮷本 聡さん)
「みんなで熱い議会ができたらいい」
このほか、バスケットボールB1長崎ヴェルカの本拠地となるハピネスアリーナなども視察した生徒たち。
20日までの2日間で「委員会」や「本会議」として議論し、まちづくりの案をまとめて、鈴木市長に提案する予定です。