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ピーススタジアムで白星発進!V・ファーレン長崎 J2開幕初戦を “勝利” で飾る《長崎》

2025年2月17日 18:34
ピーススタジアムで白星発進!V・ファーレン長崎 J2開幕初戦を “勝利” で飾る《長崎》


15日に今シーズンの開幕を迎えたサッカー明治安田J2リーグです。

V・ファーレン長崎は「ロアッソ熊本」との九州ダービーに臨みました。

(諫早市から)
「がんばれ!V・ファーレン」

(諫早市から)
「プレーオフ見に行って悔しかった。今年は昇格を」

(諫早市から)
「小学校に来てくれた笠柳選手に期待」

(長崎市から)
「山口 蛍選手に、優勝請負人として期待」

(長崎市から)
「獲るぞ TEPPEN!」

今年でクラブ創設20周年を迎える V・ファーレン長崎。

長崎市のピーススタジアムには、1万9000人を超えるファン・サポーターが詰めかけました。

V・ファーレンは、元日本代表でJ1のヴィッセル神戸から加入した山口 蛍や同じくJ1横浜F.マリノスから加入したエドゥアルドなど、5人の新加入選手を先発で起用。

開幕ダッシュに意気込む試合ですが、序盤は熊本の厳しい守備の前にペースをつかめず、前半10分に先制を許してしまいます。

1点リードされて迎えた後半、流れを変えたいV・ファーレンは14分、松澤と増山を2人同時に投入。

すると松澤が早速、魅せます。得意のドリブル突破からクロスをあげると、今シーズンからエースナンバー「10」を背負うマテウスが胸で押し込み、同点に追いつきます。

その直後にも再び松澤がドリブルで攻め込み、パスを受けた増山がゴール前で粘って、最後はエジガル。あっという間に逆転に成功します。

さらに後半22分にもマテウスのPKで、さらに1点を追加。

松澤といい増山といい、下平監督の采配がズバリ的中しました。

わずか5分間で3得点とJ2屈指の攻撃力を発揮し、一気にリードを広げます。

終了間際に1点を返されたものの、鮮やかな逆転劇で勝利を手にしたV・ファーレン。4シーズンぶりに開幕戦を白星で飾りました。

(松澤 海斗選手(24))
「満員ですごく雰囲気もあった。流れを変えたのと逆転ゴールに関わったのとチームを勝たせられたのは良かった」

(マテウス・ジェズス選手(27))
「10番は特別な番号なので、みんなから注目されるしプレッシャーもある。責任を背負ってやりたいし、長崎をJ1にという思いで今後もやっていきたい」

(下平 隆宏監督)
「難しいゲーム、劣勢な中のゲームをしっかりひっくり返せたこと、逆転まで持っていけたこと、また新しい選手たちがすごく力があることを証明できたゲームだったと思う。
選手層の厚さを含めて、ここから次のゲームに向けてまた準備が始まるし、長いシーズンになるが、また選手たちとともに頑張っていきたい」

昨シーズンは全試合に出場した増山選手や米田選手らが開幕戦は途中出場で、後半にフレッシュな状態で出てくるというのは、相手にとっては脅威ですよね。

今シーズンは各ポジションにレギュラークラスの選手が2人以上いる、J2最強メンバーとも言われますが、この試合でその通りに層の厚さを見せてくれました。

次節は23日。昨シーズン11位だったレノファ山口とアウェーで対戦です。
この勢いで開幕からの2連勝を期待します。

最終更新日:2025年2月17日 18:56