第2次石破内閣発足へ 30年ぶりの決選投票で石破茂氏を第103代総理大臣に指名 少数与党での難しい政権運営に
11月11日午後4時過ぎ。特別国会が召集され、石破茂氏が、第103代総理大臣に指名されました。
今回の首相指名選挙では、自民・公明の与党が10月の衆院選で、過半数を割り込んだことが影響し、1回目の投票では決着がつかずー。
「過半数を得た方がおりません。よって衆議院規則第18条第3項によりまして、石破茂くん、野田佳彦くんにつき決選投票を行われなければなりません」
石破氏は、野党第一党の立憲民主党・野田佳彦代表と30年ぶりの決選投票を行いました。決選投票の結果、石破氏221票。野田氏160票で、石破氏が再選。少数与党での政権運営になるため、野党の意向も踏まえながらの難しいかじ取りを担うこととなります。
石破氏はこの後、新内閣を組閣し、第2次石破内閣を発足させることになります。新内閣の組閣にあたり、第1次石破内閣で経済再生担当大臣を務めた赤沢亮正氏は第2次内閣でも再任される見込みとなっています。