「みなさんの思いをしっかり国会に届けてまいりたい」 夏の参議院選挙 鳥取島根の合区に参政党が新人の倉井克幸氏を擁立 1次産業への財政支援や子育ての支援強化を掲げる
今年夏に開かれる参議院選挙で、参政党は、新人の倉井克幸氏を擁立することになり、2月3日、正式に出馬を表明しました。
倉井克幸 氏
「基本姿勢としては、おかしいことをおかしいと思わないことがおかしい。そんなスタンスでみなさんに疑問を投げかけていく形で、問題意識をもっていただいて、そして政治に参加していただいて。みなさんの思いをしっかり国会に届けてまいりたい」
参議院選挙の鳥取島根の合区に参政党から立候補を表明したのは、島根県益田市の農業法人の会社員・倉井克幸氏です。倉井氏は、栃木県出身の42歳で、15年にわたって、プロのシャンソン歌手として活動。2023年5月に益田市に移住し、その年の8月の益田市議選に無所属で立候補しましたが落選、国政選挙への立候補は初めてとなります。コロナ禍のワクチン政策の徹底検証を柱に、1次産業への恒久的な財政支援や、子育て世代への支援強化などを掲げています。
参議院選挙をめぐっては自民党島根県連では、立候補者を公募したところ、県連幹事長の園山繁島根県議会議員(68)と、県連女性副局長を務める出川桃子島根県議会議員(45)が届け出をし、2月6日に行われる県議会議員や県連の支部代表などによる投票で内定者が決まります。
共産党は元大田市議で新人の亀谷優子さん(38)の擁立を表明。立憲民主党は、現在も候補者を選定中で、3月20日までにはめどをつけたいとしています。