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去年の台風7号を教訓に 集中豪雨や台風が起きやすい時期を前に関係機関が水害対応について確認 鳥取県

2024年6月10日 17:25
去年の台風7号を教訓に 集中豪雨や台風が起きやすい時期を前に関係機関が水害対応について確認 鳥取県

集中豪雨や台風が起きやすいこれからの時期に備えるため、6月10日、鳥取県庁で県や気象台など関係機関が集まり、水害対応などについて確認しました。

10日、鳥取県庁で開かれた会議には、県の担当者や鳥取地方気象台、鳥取河川国道事務所の担当者などが参加しました。

鳥取県 平井伸治 知事
「梅雨前線がいずれは本州にも停滞することが予想されますが、もしそうした状況になった時に、今までとは違った激甚化の災害の危険性というのは常にあると思わなければなりません」

去年、鳥取県では7月の大雨や台風7号により浸水被害や孤立が発生。そうした状況を踏まえ、線状降水帯の発生により大雨となる可能性がある程度高い場合に、気象台は半日程度前から府県単位で呼びかけを行うことや、河川の状況を画面上で見ることができる鳥取県の防災情報ポータルサイトが6月28日から新しくなり、夜間の情報収集も可能になることなどを確認しました。

県は、県民へ気象庁ホームページの「キキクル」などで土砂災害などの情報を確認してほしいと呼び掛けています。