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「大きすぎる代償」前回女王カナダが『勝ち点6減点』 敵陣練習のドローン偵察が発覚【女子サッカー】

2024年7月28日 14:02
「大きすぎる代償」前回女王カナダが『勝ち点6減点』 敵陣練習のドローン偵察が発覚【女子サッカー】
サッカー女子・カナダ代表(写真:ロイター/アフロ)
◇パリオリンピック2024 サッカー女子 予選リーグ グループA

パリ五輪サッカー女子種目に出場中のカナダチームが違反行為をしたとして、「勝ち点6」の減点等の措置が発表されました。

予選リーググループAの初戦に2-1で勝利したカナダ。しかし試合前に対戦相手であるニュージーランド代表の練習をドローンで偵察するという行為が発覚、処分を受けることになりました。

国際サッカー連盟(FIFA)は、サッカー女子カナダ代表から勝ち点6を減点すると発表。さらに、プリーストマン監督とコーチ2人に対し1年間の出場停止処分を科しました。同監督はすでにカナダ協会から資格停止処分を受け、チームを離れています。さらにカナダの協会にはFIFAから罰金20万スイスフラン(約3500万円)の処分が出されています。

カナダ女子代表は前回大会である2021年の東京オリンピックで優勝している強豪チームです。

サッカー女子の予選リーグでは、4チームずつ3組のグループに分かれて総当たりで対戦。予選リーグの各組上位2チームと、各組3位のうち成績上位2チームが準々決勝に進むことができます。

カナダチームが予選リーグで全勝したとしても、勝ち点は最大でも3点。まだ決勝トーナメント進出のチャンスは残されていますが、SNSでも「選手のモチベーション維持難しいでしょうね」「スポーツマンシップは大事」「ドローンで偵察して得られる情報なんてたかが知れてるのに大きすぎる代償」などの声があがっています。