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青学・原監督「失敗してもいいから」東京マラソン出走の太田蒼生にエール 豪華なご褒美も準備

2025年3月1日 21:01
青学・原監督「失敗してもいいから」東京マラソン出走の太田蒼生にエール 豪華なご褒美も準備
青山学院大学の原晋監督
子ども向けのランニング教室『レッツ青トレ!ランニング教室 with 青学駅伝部』を青山学院大学が主催。原晋監督や箱根駅伝5区で力走をみせた若林宏樹選手(4年)らが参加しました。原監督は2日に開催される東京マラソンを前に、出走予定の太田蒼生選手(4年)にエールを送っています。

昨年の福岡国際マラソンの吉田選手、2月には別府大分マラソンで若林宏樹選手(4年)、大阪マラソンで黒田朝日選手(3年)と、記録ラッシュの青山学院大学。

3月2日号砲の東京マラソンには、駅伝男と称される太田選手が出場予定です。

太田選手について、「指導者の想定を超える“神がかった走り”箱根駅伝で何度もした」と原監督。そんな教え子の初マラソンに「勝負関係なく、戦ってほしい。世界ナンバーワン選手との実力差を感じることもあるかもしれないが、それは必ず成長の一歩になる。先にあるオリンピックへの第一歩にしてもらいたい。せこいレースはしてほしくない。失敗してもいいから思い切ったレースをしてほしい」と、教え子への期待をにじませました。

また、東京マラソンは男子代表選考会の最終戦。吉田祐也選手は昨年の福岡国際マラソンで今年9月に行われる東京世界陸上参加標準記録を大きく超える2時間05分16秒をマークしており、東京マラソンの結果次第では日本代表の座が近づきます。

原監督は「代表の内々定が決まれば、彼が望むところの寿司でも肉でもなんでもごちそうしたい。すべて私が負担します」と、自身が幹事となって祝勝会を開くことを約束。

さらに太田選手が優勝した場合については「世界1周でも2周でも3周でも、ご褒美あげます。東京マラソンはそれだけの価値がある大会」と声を弾ませました。
最終更新日:2025年3月1日 21:01