俳優・和田正人さんが語る東京マラソンの“注目ポイント” 「学生の勢い」「五輪代表のメンタリティ」「人類の夢」

東京マラソンの注目ポイントを語った俳優の和田正人さん
“学生のマラソンの勢いがものすごい”
「学生の一発目のマラソンは何かが起こる」と期待を寄せるのは、青山学院大学4年生の太田蒼生選手です。
今回が初マラソンとなりますが、「マラソンの経験がないので未知数なんですが、20キロであそこまで走ることができれば、その勢いのまま42キロを走る能力はある」とその走りを絶賛。また「学生のマラソンの勢いがものすごい」とうなずきます。
2月2日の別府大分毎日マラソンで青山学院大学4年生の若林宏樹選手が2時間06分07秒の日本学生新記録を樹立。すると約3週間後の24日には1学年後輩である青山学院大学3年生の黒田朝日選手がその記録を2秒上回る力走。太田選手の初マラソンにも期待されます。
注目ポイントは、「太田くんと言えば“サングラス”を勝負所で外す」ことといいます。
昨年の第100回箱根駅伝では、3区を走り22秒差の2位でタスキを受け取ると、学生トップランナーである駒澤大学の佐藤圭汰選手を猛追。終盤にはサングラスを外し、スパートをかけ日本選手区間最速記録をたたき出しました。
和田さんは「一気にためた集中をサングラスを勝負所で外すことで解放していると思う。原晋監督が言っていたから間違いないと思いますが、注目を浴びれば浴びるほどその注目がエネルギーになる。海外選手との勝負所を誰よりも見たい。僕が。(勝負所まで)食らいついてほしい」と期待を込めました。
今回が初マラソンとなりますが、「マラソンの経験がないので未知数なんですが、20キロであそこまで走ることができれば、その勢いのまま42キロを走る能力はある」とその走りを絶賛。また「学生のマラソンの勢いがものすごい」とうなずきます。
2月2日の別府大分毎日マラソンで青山学院大学4年生の若林宏樹選手が2時間06分07秒の日本学生新記録を樹立。すると約3週間後の24日には1学年後輩である青山学院大学3年生の黒田朝日選手がその記録を2秒上回る力走。太田選手の初マラソンにも期待されます。
注目ポイントは、「太田くんと言えば“サングラス”を勝負所で外す」ことといいます。
昨年の第100回箱根駅伝では、3区を走り22秒差の2位でタスキを受け取ると、学生トップランナーである駒澤大学の佐藤圭汰選手を猛追。終盤にはサングラスを外し、スパートをかけ日本選手区間最速記録をたたき出しました。
和田さんは「一気にためた集中をサングラスを勝負所で外すことで解放していると思う。原晋監督が言っていたから間違いないと思いますが、注目を浴びれば浴びるほどその注目がエネルギーになる。海外選手との勝負所を誰よりも見たい。僕が。(勝負所まで)食らいついてほしい」と期待を込めました。
五輪でみせた「メンタリティ」に和田さんも“すごい”
「大学時代は俗に言うスター選手ではなかった。大器晩成型だった」と話すのは、赤崎暁選手(九電工)です。
昨年8月のパリ五輪では、堂々6位入賞。学生時代は拓殖大学で4年連続箱根駅伝に出場し、4年間で区間一桁は4年時の9位が最高でした。
和田さんが赤崎選手を“すごい”とうなるところは、「メンタリティ」です。「五輪の大舞台でも冷静だった」と話すのは、“史上最難関コース”と言われた最大高低差156mのコースで、後半の上りで仕掛け先頭に立つシーンがありました。
これには「目立とうとしてやっているのではなく、流れの中で一度自分の余裕度を測っていたと思う。本当に“プレッシャーどこに置いてきた?”ってくらい冷静に走っていた印象があった」と話し、そのメンタルが「彼の武器の一つ」と力説します。
赤崎選手はこのレースで自己ベストを大幅更新し2時間07分32秒を記録。和田さんは「東京マラソンにも相当対策をしてきていると思う。日本記録に近いタイムを出す潜在能力はある」と大きな期待を寄せました。
また赤崎選手のこんな一面も紹介。
「スイーツが好きらしく、スイーツ店巡りをしているという話しを聞いたことがあります」
この情報通り赤崎選手は、オフの日にスイーツ店に足を運ぶ、大のスイーツ好きとのこと。和田さんは休みの過ごし方が強さにつながると話します。
「ランナーとして集中する時間とオフを楽しむ時間。この切り替えが非常に大事。マラソンは前半いかに余力を持てるか。オンオフの切り替えがレース中随所に行われていく。日頃のオンオフの切り替えがしっかりとレースに生かされている」話すと、「骨董通りにおすすめの“パンケーキ屋さん”があるので、東京マラソンで自己ベストを更新したら私がおごるので頑張ってほしい」とエールを送りました。
昨年8月のパリ五輪では、堂々6位入賞。学生時代は拓殖大学で4年連続箱根駅伝に出場し、4年間で区間一桁は4年時の9位が最高でした。
和田さんが赤崎選手を“すごい”とうなるところは、「メンタリティ」です。「五輪の大舞台でも冷静だった」と話すのは、“史上最難関コース”と言われた最大高低差156mのコースで、後半の上りで仕掛け先頭に立つシーンがありました。
これには「目立とうとしてやっているのではなく、流れの中で一度自分の余裕度を測っていたと思う。本当に“プレッシャーどこに置いてきた?”ってくらい冷静に走っていた印象があった」と話し、そのメンタルが「彼の武器の一つ」と力説します。
赤崎選手はこのレースで自己ベストを大幅更新し2時間07分32秒を記録。和田さんは「東京マラソンにも相当対策をしてきていると思う。日本記録に近いタイムを出す潜在能力はある」と大きな期待を寄せました。
また赤崎選手のこんな一面も紹介。
「スイーツが好きらしく、スイーツ店巡りをしているという話しを聞いたことがあります」
この情報通り赤崎選手は、オフの日にスイーツ店に足を運ぶ、大のスイーツ好きとのこと。和田さんは休みの過ごし方が強さにつながると話します。
「ランナーとして集中する時間とオフを楽しむ時間。この切り替えが非常に大事。マラソンは前半いかに余力を持てるか。オンオフの切り替えがレース中随所に行われていく。日頃のオンオフの切り替えがしっかりとレースに生かされている」話すと、「骨董通りにおすすめの“パンケーキ屋さん”があるので、東京マラソンで自己ベストを更新したら私がおごるので頑張ってほしい」とエールを送りました。
“人類の夢” 東京で世界記録も期待
和田さんが今大会の海外勢で注目しているのは、“ウガンダ旋風”です。
長距離界はケニアやエチオピアなど、アフリカ勢が世界をけん引していましたが、2023年の世界選手権マラソンでは、ビクター・キプランガト選手が世界王者へ。さらに今年2月には、ハーフマラソンでジェーコブ・キプリモ選手が56分42秒の世界記録を樹立。和田さんは「今、ウガンダが熱いんですよ」と胸を躍らせます。
中でも“人類の夢”と期待を寄せるのがジョシュア・チェプテゲイ選手。五輪と世界選手権で計5個の金メダル、5000mと10000mの世界記録保持者が東京マラソンに参戦します。
「世界記録を持っているっていう超スピードで夢の2時間切りも期待できる選手。陸上ファンとしてはそんな瞬間を見たい」と期待を込めました。
(2月28日放送の日本テレビ『news zero』を再構成)
長距離界はケニアやエチオピアなど、アフリカ勢が世界をけん引していましたが、2023年の世界選手権マラソンでは、ビクター・キプランガト選手が世界王者へ。さらに今年2月には、ハーフマラソンでジェーコブ・キプリモ選手が56分42秒の世界記録を樹立。和田さんは「今、ウガンダが熱いんですよ」と胸を躍らせます。
中でも“人類の夢”と期待を寄せるのがジョシュア・チェプテゲイ選手。五輪と世界選手権で計5個の金メダル、5000mと10000mの世界記録保持者が東京マラソンに参戦します。
「世界記録を持っているっていう超スピードで夢の2時間切りも期待できる選手。陸上ファンとしてはそんな瞬間を見たい」と期待を込めました。
(2月28日放送の日本テレビ『news zero』を再構成)
最終更新日:2025年3月1日 18:46