3月9日に開催される名古屋ウィメンズマラソン2025の事務局は2月28日、新谷仁美選手(積水化学)が「左脚アキレスけん炎」のため欠場することを発表。SNSを通じてコメントを発表しました。

10000メートル、ハーフマラソンの日本記録保持者で、マラソンでも2時間19分24秒と日本歴代3位の記録を持つ新谷選手。2月26日に37歳となったベテランは招待競技者として好記録が期待されましたが、欠場となりました。

新谷選手は「このたび、名古屋ウィメンズマラソンを棄権することを決断しました。“マラソンでの日本記録更新”という目標達成のため、名古屋ウィメンズマラソンに向けて準備を進めてきましたが、アキレス腱の痛みや体調不良が重なり、万全の状態でレースに臨むことが難しいと判断しました。ここまで準備をしてくださった大会関係者の皆様、応援してくださっているファンの皆様、いつも私を近くでサポートしてくださる所属・スポンサーの企業の皆様、このようなご報告となり大変に申し訳ありません」と、改めてレースの棄権と経緯を説明。

続けて「今の状況を整理できない状況ですが、今後について長く考えている時間は私にはないと自覚していますので、早く決断をして次を決めたいと考えています」と、現在の心境をつづりました。