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菊池雄星「あのレベルになると逃してくれない」大谷翔平に被弾で反省も154キロの直球に「順調」

2025年3月1日 16:45
菊池雄星「あのレベルになると逃してくれない」大谷翔平に被弾で反省も154キロの直球に「順調」
大谷翔平選手に被弾した菊池雄星投手(写真:Creative 2/アフロ)
MLBオープン戦 ドジャース6-5エンゼルス(日本時間1日、グレンデール)

エンゼルスの菊池雄星投手がドジャース大谷翔平選手との今季初対戦を振り返りました。

この日、菊池投手は移籍後初めて実戦のマウンドに上がりました。初回、花巻東高校の後輩でドジャースの1番・DH大谷翔平選手との対決では3ボール2ストライクと追い込みますが6球目、甘く入ったストレートを打たれると、レフトスタンドへ運ばれ、後輩の今季実戦初本塁打をお膳立てする形となりました。菊池投手はこの場面を振り返り、「3-2からストレート真ん中に入ると、あのレベルになると逃してくれませんから」と悔しい表情を見せました。

この日菊池投手は初回に2失点して一度マウンドを降りると、オープン戦特別ルールで2回から再び登板。以降は2イニングを三者凡退で合計2回2/3を47球3奪三振2失点の内容でした。

菊池投手は「全体的によかった。すべての球種を試せましたし」と納得のコメント。オフシーズンから取り組んできたストレートはこの日最速95.7マイル(約154キロ)を記録し、「この時期に95マイル出ていれば順調かな。少しは安心する部分もあります。結果以上に今日はチェンジアップも投げられて、そして大きいスイーパーのようなものを試してバッターの反応も非常に、2球種ともいい反応してくれてましたので、使えるめどが立ったかなというところで、納得はしてますね」と順調ぶりを語りしました。
最終更新日:2025年3月1日 17:15