「諦めなくて良かった」柔道・角田夏実 30代の初出場でつかんだ金メダル「父が一番喜ぶと思う」
柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック2024 柔道女子48キロ級(大会2日目=日本時間27日 シャンドマルス・アリーナ)
柔道女子48キロ級の角田夏実選手が、パリオリンピック日本勢第1号となる金メダルを獲得しました。
角田選手は得意の巴投げを武器に初戦から準々決勝までの3試合連続で一本勝ちを収めると、決勝ではモンゴルのバアサンキュー・バブドルジ選手に技ありで勝利。2021年から世界選手権を3連覇していた角田選手が、日本勢として04年アテネ大会の谷亮子以来、20年ぶりに女子48キロ級を制覇しました。
表彰式を終えて金メダルを首にかけた角田選手は、「すごく実感がわいてきて重たい。今井さんにはかけて、あとは父。父が一番喜ぶと思うんですけど、(メダルを)かけてあげたい」と笑顔で話しました。
さらに、これまで幾度となく怪我を経験し、30代にして初めてつかんだオリンピックでの金メダル獲得について、「結構つらいときもあったので諦めなくてよかったなという気持ち。怪我が一番きつかった。練習したいのに怪我でできないとか」と目に涙を浮かべながら率直な思いを明かしました。
また男子で疑惑の判定を受けながらも、見事銅メダルを獲得した永山竜樹選手については、「納得いかない負け方をしていたみたいなので、自分は自分の戦いをしようと思って。永山選手ならしっかり切り替えてメダルを取りに行けるだろうなと思っていた」とコメント。
最後には、日本ファンへ向けて「たくさんの応援ありがとうございました。なんとか最後まで戦い抜くことができて、金メダルを獲得することができました。ありがとうございました」と感謝を口にしました。
柔道女子48キロ級の角田夏実選手が、パリオリンピック日本勢第1号となる金メダルを獲得しました。
角田選手は得意の巴投げを武器に初戦から準々決勝までの3試合連続で一本勝ちを収めると、決勝ではモンゴルのバアサンキュー・バブドルジ選手に技ありで勝利。2021年から世界選手権を3連覇していた角田選手が、日本勢として04年アテネ大会の谷亮子以来、20年ぶりに女子48キロ級を制覇しました。
表彰式を終えて金メダルを首にかけた角田選手は、「すごく実感がわいてきて重たい。今井さんにはかけて、あとは父。父が一番喜ぶと思うんですけど、(メダルを)かけてあげたい」と笑顔で話しました。
さらに、これまで幾度となく怪我を経験し、30代にして初めてつかんだオリンピックでの金メダル獲得について、「結構つらいときもあったので諦めなくてよかったなという気持ち。怪我が一番きつかった。練習したいのに怪我でできないとか」と目に涙を浮かべながら率直な思いを明かしました。
また男子で疑惑の判定を受けながらも、見事銅メダルを獲得した永山竜樹選手については、「納得いかない負け方をしていたみたいなので、自分は自分の戦いをしようと思って。永山選手ならしっかり切り替えてメダルを取りに行けるだろうなと思っていた」とコメント。
最後には、日本ファンへ向けて「たくさんの応援ありがとうございました。なんとか最後まで戦い抜くことができて、金メダルを獲得することができました。ありがとうございました」と感謝を口にしました。