×

建設から40年以上経過し老朽化 市中心部にある4つの文化施設再編の会議開催 新たな文化施設の整備を計画 鳥取市

2025年1月15日 17:56
建設から40年以上経過し老朽化 市中心部にある4つの文化施設再編の会議開催 新たな文化施設の整備を計画 鳥取市

鳥取市が検討を進める老朽化した文化施設の再編。1月15日に有識者を交えた会議が開かれました。

鳥取市役所で開かれた会議には、文化芸術などに関わる有識者が出席。鳥取市の文化施設の再編について話し合いました。

鳥取市には、市中心部に「市民会館」「福祉文化会館」「文化ホール」「文化センター」の4つの施設があります。いずれも建設から40年以上経過していて、老朽化が進んでいます。こうした中、鳥取市は新たな文化施設の整備を計画。新しい施設の在り方について、ワークショップなどを行い、意見を募集してきました。

1月15日の会議ではこれまでの意見を踏まえて、新施設のホールの規模や幅広い団体が使用可能な練習室を想定していることを説明。出席者からは、施設のコンセプトに賛同する声もありましたがー。

出席者
「このご意見、基本理念、素案など全てを1つの施設で実現できるのでしょうかということが一番、私が感じているところです」

この後、建設に向けたスケジュール案も示されました。

鳥取市 文化交流課 中村和範 課長
「新たな施設は概ね10年をめどに整備するというスケジュール感で進んでおります。やはり整備するのに時間がかかると活動される方も高齢化が進んでおりますので、そういった部分でもやはりスピード感をもって整備していくことが大事だと思っているところです」

鳥取市は、今後も複数回会議を開き今年7月に基本構想を策定したい考えです。

最終更新日:2025年1月15日 18:39