病院の給食から金属片 患者から申し出で発覚 野菜をカットする機械のフタに欠損見つかる 鳥取県倉吉市
鳥取県倉吉市の県立厚生病院で給食に異物が混入していたことが分かりました。入院患者などに健康被害はないということです。
鳥取県によりますと、1月18日午後6時半ごろ、倉吉市の県立厚生病院で給食を食べた患者から異物混入の申し出があり、副菜だった「長芋の千切り」の中から金属片が発見されました。
金属片の大きさは長さ20ミリ、幅2ミリで厨房(ちゅうぼう)で長芋ををカットした機械のフタに金属片と同じ形状の欠損が見つかったため、この機械の使用を中止したということです。
給食を食べた約200人に健康被害は、確認されていません。
厚生病院では当面の間、手作業で野菜の調理を行うほか、委託先の従業員に機械操作の研修を実施し再発防止に努める方針です。
最終更新日:2025年1月20日 16:15