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一番茶ならではの爽やかな香り・やわらかな甘みを楽しめるお茶「やぶきた」 八十八夜の縁起が良い日に新茶摘み取り 島根県出雲市 

2024年5月2日 18:20
一番茶ならではの爽やかな香り・やわらかな甘みを楽しめるお茶「やぶきた」 八十八夜の縁起が良い日に新茶摘み取り 島根県出雲市 

風に揺られキラキラと輝くお茶の新芽。島根県出雲市にある茶畑では新茶の茶摘みが始まりました。

5月1日は立春から数えて88日目の八十八夜に当たり、この時期に摘まれた新茶は縁起がいいとされています。2日は早乙女姿の5人のスタッフが一つひとつ手作業で、一番ぜいたくとされる茶の先端部分を手際よく摘み取っていきました。

出雲精茶 岡祐太 社長
「今のところ天候もよくてですね。生育状況がいいので一番茶ならではの爽やかな香り、やわらかな甘みというのが楽しめるお茶になってますので、感じていただけたらうれしいなと思います」

収穫されたのは「やぶきた」という品種で、甘みと優雅な香りが特徴です。今年は寒暖差が激しく、多少生育は遅れたものの品質に影響はなく、例年通り上質な新茶に仕上がっているということです。また、近年では健康食品として注目されていて、海外からの注文も増加傾向にあり、特に円安にの影響で売り上げが伸びているということです。

新茶の摘み取りは5月いっぱいまで続き、早ければ5月中旬には島根の新茶が楽しめるということです。