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「ロボットを操縦するみたいでとても楽しかった」 高校生が稲刈り体験 海外での販売方法を農家に向けて提案も 島根県雲南市

2024年9月11日 17:49
「ロボットを操縦するみたいでとても楽しかった」 高校生が稲刈り体験 海外での販売方法を農家に向けて提案も 島根県雲南市

米作りの体験を通して地元の米を知ってもらおうと、島根県雲南市の高校生が稲刈りを体験しました。

黄金色に実った「つや姫」。モチモチとした食感と粒を感じる歯ごたえがあり、冷めてもおいしいところが人気な雲南市のブランド米です。そんな「つや姫」を収穫していたのはー。三刀屋高校掛合分校2年生の18人。

雲南市の田んぼで行われたのは、生徒たちによる稲刈り体験です。これは雲南市と地元の農事組合などが高校の校外学習に合わせて行っているもので、今年で4回目の開催。コメ作りの現場を知るために今年5月には田植えも経験しました。そしていよいよ収穫。コンバインに乗った感想はー。

生徒
「男のロマンというか。ロボットを操縦するみたいでとても楽しかった。前後(の移動)は大丈夫なんですけど左右が難しかった」

「一気に刈れるので、手で刈るよりめちゃくちゃ楽だと思いました」

また10月には研修旅行で台湾に行き、この「つや姫」を周知するため、実際に販売も体験するという生徒たち。稲刈りを終えたあとは、海外での販売方法を農家に向けて提案しました。

雲南市農林振興部農業畜産課 野々村一彦さん
「農業の形も変わってきています。若者の力で新たな取り組みもできると思うので、どんどんチャレンジして、失敗も含めていろんなことをやって、(米を)広めてもらえたらと思っております」

コメ作りの楽しさを知り将来の担い手をはぐくむためにー。生徒たちは10月25日に台湾に出発します。

最終更新日:2024年9月11日 19:05