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「大きくなーれ!」 園児がサケの稚魚1000匹を日野川に放流 地元の自然に触れてもらおうと毎年開催 鳥取県米子市

2024年3月12日 15:40
「大きくなーれ!」 園児がサケの稚魚1000匹を日野川に放流 地元の自然に触れてもらおうと毎年開催 鳥取県米子市

鳥取県米子市の日野川で3月12日、地元の園児がサケの稚魚を放流しました。

サケの稚魚を放流したのは、米子市の箕蚊屋保育園の児童22人です。この取り組みは、日野川水系漁協が、近年減少傾向にあるサケの資源保護と園児たちに地元の自然に触れてもらおうと毎年この時期に行っています。園児たちは、日野川水系漁協の生産場で育てられた大きさ5センチほどのサケの稚魚1000匹を元気な掛け声を上げながら放流していました。

園児
「楽しかった」

「大きくなーれ!って言った」

日野川水系漁協種苗生産場 森下尊士 場長
「元気な子どもたちの元気な力をもらって、さらにサケの赤ちゃんたちも元気なパワーをもらって、長旅に出ていけたかなと思います」

また、12日は大型ホースによる放流も行われ、園児からは、大きな歓声が上がっていました。放流された稚魚の一部は、日本海や北の海をめぐり、成長した姿で再び日野川に戻ってくるということです。