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雪が強まり山陰各地で交通トラブル 24日にかけて大雪になる恐れ 島根県・鳥取県

2024年1月23日 18:03
雪が強まり山陰各地で交通トラブル 24日にかけて大雪になる恐れ 島根県・鳥取県

この冬一番の寒気が入り込み、強い冬型の気圧配置となった1月23日の山陰地方。このうち島根県雲南市では朝から雪が降り続き、平野部でも積雪が見られました。

住民
「寒いです起きたら外が真っ白になっていた」

「あまり大雪がなかったので驚いています。雪の中での車の運転に慣れていないのでそこが心配です」

積雪は、鳥取県大山で 36センチ、島根県浜田市弥栄で13センチを記録しました。こうした中、さらに山沿いの地域ではー。

伊藤裕介記者
「雪の影響でしょうか。レッカー車がスリップした車を引き上げる作業を行っています」

1月23日午前11時過ぎ、島根県雲南市吉田町では車がスリップして脱輪し、駆け付けたレッカー車が対応に追われていました。運転手にけがはなかったということですが、車はノーマルタイヤでした。

雪が強まり、1月23日、各地で相次いだ交通トラブル。

午前9時半ごろには、島根県雲南市吉田町の松江自動車道でもノーマルタイヤの普通乗用車がスリップ。道路中央のワイヤーロープに接触し後続車両と衝突しました。けが人はいませんでしたが、下り線で最大1.4キロメートルの渋滞に。

さらに午後1時ごろ、島根県松江市八雲町の国道でも、積雪のある道路を走行していた普通乗用車が道路から外れてしまい、乗車していた一人がけがをし、病院に搬送されました。命に別条はありませんでした。

気象台によれば、これから1月24日にかけ大雪になる恐れがある山陰地方。1月24日正午までの24時間降雪量は、多いところで島根県の平野部で30センチ、山沿い50センチ、鳥取県の平野部で40センチ、山沿いで70センチとなっています。

気象台は積雪や路面の凍結による交通障害に警戒を呼びかけています。