【分析結果】過去10年間の子どもの歩行中の交通事故 事故にあった子どもの7割近くが小学3年生以下 鳥取県
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4月6日から始まる「春の全国交通安全運動」を前に鳥取県警は、過去10年間の子どもの歩行中による交通事故の分析結果を発表しました。
鳥取県警によりますと、2023年までの過去10年間で歩行中に交通事故に遭い、死傷した人は1155人に上っています。このうち子ども(幼児~中学3年生)の死傷者数は153人で全体の13.2%を占めます。また、年齢別にみると最も多かったのが7歳で33人。事故にあった子どもの7割近くが小学3年生以下という分析結果となりました。事故の原因では、路上での飛び出しが全体の6割以上を占めています。時期については、幼時から中学3年生まで月別の死傷者数では5月が最も多く18人となっています。さらに事故が起きた時間帯は、下校時間となる午後2時から6時までに94件と集中しています。
鳥取県警は「横断歩道や信号機がある交差点では、きちんと横断歩道を渡ること」また「横断歩道でも車が止まったことを確認してから渡る」など繰り返し子どもに対して指導をするように県民に呼び掛けています。