今年は縁起が良い彩りとしても例年以上に人気を集めそうです。11月に入り一段と秋が深まってきましたが、鳥取県日南町ではこの時期の風物詩大イチョウが色づき始めました。鳥取県日南町の旧日野上小学校の日野上イチョウは、高さ18メートル。樹齢は、100年以上の大木です。11月3日ごろから上の部分から少しずつ色づき始めました。

11月6日は、時折り雨が降るうす曇りの天候でしたが、平日にもかかわらず大阪から訪れたカップルは大イチョウをバックに撮影などしていました。

訪れた人
「すごくきれいです」

「こんなでかい木見たことないですね。迫力があってきれいだなと思います」

ところでこの大イチョウ。去年12月の大雪で枝が折れる被害がありましたが、全体の景観には大きな影響はなかったということです。一方で今年はイチョウならではの鮮やかな色合いに、縁起が良い彩りとしてある期待が高まっています。

山里Loadにちなん　松本裕彦副理事長
「”タイガースカラー”です。38年ぶりのタイガース優勝ということで。でもこの木はずっと107年ありますのでさらに縁起が良いと思いますので、是非是非お待ちしています」

この“日野上イチョウ”。これから地面に落下した葉による”黄金のじゅうたん”も合わせて11月中旬ごろが一番の見頃になりそうだということです。

尚、車による混雑防止のため11月19日（日）まで大イチョウ周辺は、車の駐車が出来なくなっていてシャトルバスが運行されています。