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「いい取組みだと思いました」肥料を工夫したサツマイモを高校生が収穫 島根県松江市 

2023年11月2日 18:02
「いい取組みだと思いました」肥料を工夫したサツマイモを高校生が収穫 島根県松江市 

11月2日、最高気温24.3℃を記録した島根県松江市。

生徒
「この2週間に比べたら暑いと思います」

「きょうめっちゃ暑いっす。途中から温度上がったんで」

日差しが照らす中、島根県松江市にある畑では、松徳学院の高校1年生50人が秋の味覚のサツマイモの収穫を行いました。大きく育った「安納芋」や「紅はるか」を、生徒らは傷つけないよう周りの土を慎重にかき収穫していきます。

実はこの畑、肥料にはちょっとした工夫が―。

土に混ぜ込まれているのは、松江市内を流れる天神川の水草。大量発生すると環境へ悪影響を与えることから、毎年夏に松徳学院の中学生が刈り取り作業を行っていて、その水草を肥料として再利用しているんです。

肥料のおかげで土壌の状態が改善され、通常よりおいしいサツマイモに仕上がるといいます。

生徒
「イモとかがでかかったり、量もいっぱいあったし、水草があった方が活用するところがあっていいなと思いました」

「すごいSDGsで、いい取組みだと思いました」

生徒たちは安納芋と紅はるか合わせて200キロを収穫。3日以降、松江市の自然再生センターで500グラム500円で販売される予定です。