1月5日、鳥取県倉吉市で消防の出初め式が開かれ、消防団員約300人が防災への決意を新たにしました。

5日、倉吉市で開かれたのは、16の消防団による出初め式です。市内の消防団員に所属する約300人が参加し、安全なまちづくりに向け、決意を新たにしました。

式典では、長年消防団を務める人が表彰され、12年以上在籍した14人に功績賞、20年以上在籍した人に19人に勤続賞が贈られました。

倉吉市消防団　中本博丈 団長
「倉吉市消防団も数年の間、減少の一途をたどっております。市民の皆様さまが入団しても良いと思えるような、 時代に合った消防団づくりを推し進めることが重要です」

訓示で強調されたのは火事に限らず、複雑化する災害に対応するための準備の大切さ。入団者を確保しながら、知識や技術をみがくよう呼びかけていました。

その後は河川敷へと場所を移し、一斉放水を披露。“七色のアーチ”が新春の空を彩りました。今後も訓練を重ねて、市民の暮らしを守っていきたいということです。