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女性職員を後方から勤務姿盗撮、衣服を無断で持ち出し撮影 10年以上勤務し中堅主任だった男性職員が懲戒処分 男性職員の謝罪を受け入れ女性職員とは和解 鳥取県

2025年3月13日 9:16
女性職員を後方から勤務姿盗撮、衣服を無断で持ち出し撮影 10年以上勤務し中堅主任だった男性職員が懲戒処分 男性職員の謝罪を受け入れ女性職員とは和解 鳥取県

鳥取県西部消防局は、公務中に窃盗などを行い職務を怠ったとして男性消防職員を3月12日付けで停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分となったのは鳥取県西部消防局管内の消防署に勤務する31歳の男性職員です。県西部消防局によりますと、この男性職員は去年10月下旬、勤務時間中に自分のスマートフォンを使って同じ消防署に勤務する女性職員を後方から盗撮したり、その女性職員が所持していた衣服も無断で持ち出して撮影したということです。

女性職員は、去年11月に警察に被害届けを出していますが、その後、男性職員の謝罪を受け入れ和解しているということです。男性職員は、火災や救急現場に出向くなど10年以上勤務し中堅主任の消防士長をつとめていました。

男性職員は「私利私欲で行った行為で被害者と組織に多大な迷惑をかけ申し訳ない」と話していて3月12日、退職願を提出し受理されたということです。

鳥取県西部消防局の安達憲吾消防局長は、「二度とこのようなことをおこさぬよう再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月13日 9:16