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【速報】知床観光船沈没事故 集団訴訟始まる 桂田精一社長も開廷約30分前に札幌地裁に 一礼して入廷…乗客家族らの前に姿現す

2025年3月13日 13:49
【速報】知床観光船沈没事故 集団訴訟始まる 桂田精一社長も開廷約30分前に札幌地裁に 一礼して入廷…乗客家族らの前に姿現す

北海道・知床半島沖で2022年4月23日、観光船が沈没し、乗客乗員あわせて26人が死亡・行方不明となっている事故で、乗客の家族らが運航会社と社長に対し、約15億円の損害賠償を求めている裁判の初弁論が、先ほど2025年3月13日午後1時30分から札幌地裁で始まりました。

裁判が始まる約30分前に、被告の桂田精一社長(61)が裁判所の中へ入りました。

黒いスーツを着た桂田社長はその後法廷に向かい、一礼して廷内に入りました。

13日の裁判では、原告である乗客の家族らの意見陳述が予定されていて、夕方まで続く見込みです。

一方、被告側は裁判で「過失は認められない」などとして、請求棄却を求めて争う方針です。

桂田社長は運航管理責任者として出航中止の指示や、航行をやめさせるなどの業務上の注意義務を怠り、知床沖で観光船を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させたとして、2024年10月に業務上過失致死の罪で起訴され、その後、保釈されています。

最終更新日:2025年3月13日 14:06
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