北海道知床岬 観光船事故うけ携帯電話の基地局を整備する計画 地元反対などを理由に計画中止
北海道知床岬での携帯電話の基地局整備について国は地元・斜里町の反対などを理由に計画の中止を発表しました。
知床半島の先端部・知床岬ではおととしの観光船沈没事故を受け携帯電話の基地局を整備する計画が進んでいました。
しかし、生態系への影響を懸念する斜里町民や有識者から基地局の電源となる太陽光パネルの設置について反対の声が上がっていて、国は(2024年10月)11日の会議で計画の中止を発表しました。
(山内浩彰 斜里町長)「合意形成ができるような工事内容であるべきだという点 で一致している」
国は「元々の計画を前提に工事を進めるのは難しい」としながらも、地元の合意が得られれば改めて整備計画を協議する方針です。
最終更新日:2024年10月12日 11:55