中村陽喜 7歳&夏幹 4歳 父・中村獅童の家での姿に次々止まらないクレーム
■陽喜くんの将来の夢は、今も変わらず“二刀流”
陽喜くんと夏幹くんは、2024年6月に上演された『六月大歌舞伎』で、それぞれ初代中村陽喜、初代中村夏幹を名乗って初舞台を踏みました。今回、取材を行った2024年の12月17日には、歌舞伎座で行われている『十二月大歌舞伎』の第一部の演目『あらしのよるに』に2人が出演。陽喜くんは、12月18日に7歳の誕生日を迎えるため、取材日の公演が6歳として最後の出演でした。
陽喜くんに、この日の舞台の点数を聞いてみると「6歳最後の舞台だったから、100点でしたね」と自信を持って答えました。また、7歳になって楽しみなことを聞くと「まず、1月4日はママの誕生日。その日に新日本プロレス(の試合)があるんだけど、そのとき、僕が好きなキャラクター(選手)が勝ってほしいなって。チャンピオンベルトを守ってほしいなって思ってます」と、母親の誕生日と同じ日に行われる大好きなプロレスの試合が楽しみだと語りました。
陽喜くんは、2024年5月に行ったインタビューで、将来の夢は“宇宙で歌舞伎をする歌舞伎俳優とプロレスラー”と発言。今もその気持ちは変わっていないか確認すると、陽喜くんは「変わってないよ。(両方を)できるならやりますよ」と、今も変わらず“歌舞伎”と“プロレス”の二刀流を目指していると明かしました。また、どんなプロレスラーになりたいか聞いてみると「チャンピオンベルト持ってる男!」と、自身が目標とするプロレスラー像を語りました。
■家での父・中村獅童の様子を兄弟で次々と暴露
インタビューでは、歌舞伎界の先輩であり、2人の父親でもある中村獅童さんについても質問。まず、稽古の時の獅童さんの印象を聞くと、2人はすぐに「厳しい」と回答。“家にいる時はどうか”と聞くと、陽喜くんは「パパが夜まで(歌舞伎の公演に出演)していない時は早く寝ない。ずっとYouTubeを見てる。ずっとソファで(リモコンを持って)“ピッ”って」と獅童さんの様子を明かすと、夏幹くんも「ソファでYouTubeを見ながら寝てる」と、明かしました。
さらに、2人は「パパのいびきがうるさい」、「いびきが全然止まらない」、「しかも朝早く起きない」、「起こしても起きない!」と、矢継ぎ早に家での獅童さんの様子を暴露し、場を笑わせました。
■ほしいプレゼントは「ドローン」と「プロレスラーのマスク」
今回の取材日(12月17日)以降にはクリスマスやお正月、お年玉などたくさんのイベントが待っていることもあり、話を聞こうとすると陽喜くんは「(十二月大歌舞伎の)千穐楽のごほうびももらって、誕生日プレゼントももらって、クリスマスプレゼントももらって、お年玉ももらって、大変やわ」と、これからやってくるイベントを楽しみにしていると話しました。
また、“プレゼントは何がほしいか”と聞くと、陽喜くんは「僕が好きなプロレスラーに会って、その人のマスクをもらったから、それだけでもういいんだけど。イメージ的にはドローンがほしい。ドローンでいろんな、なっちゃん(夏幹くんの愛称)が、今何しているのかなっていうカメラ」と、夏幹くんの様子を見るためのドローンがほしいと答えました。
同じく、何がほしいかを夏幹くんに聞くと答えるのが恥ずかしいのか、陽喜くんにだけこっそり耳打ち。しかし、それを聞いた陽喜くんはすぐさま「みんなに言っちゃうね、プロレスのエル・デスペラードのマスクがほしいんだって」と、夏幹くんがほしいものを明かしました。これに、夏幹くんは「別に言ってもいいよ」と大人な対応で答えていました。
■歌舞伎の好きなところは?
歌舞伎俳優として活躍している2人に、“歌舞伎のどんなところが好きか”を聞いてみると、夏幹くんは「スッポンとかセリ」と、役者がせり上がりで出てくる際の舞台装置が好きだと明かしました。一方の陽喜くんは、「自分や。自分がいいんや」と、歌舞伎に出ている自分が好きだと語りました。
また、2人は今年4月に香川県にある日本最古の芝居小屋・旧金毘羅大芝居(金丸座)で行われる『第三十八回 四国こんぴら歌舞伎大芝居』(4月4日初日)に出演することが決定しており、陽喜くんは「こんぴら楽しみだわ。うどんもおいしいし、温泉もいいし」と、楽しみにしていると笑顔を見せました。