フランスの消防士は誰を助ける? こども園で消防団による防火教室 国際交流員も交えフランスの消防文化についても学ぶ 鳥取県三朝町
3月7日は、「消防記念日」。こうした中、鳥取県三朝町のみささこども園では、町の消防団による防火教室が開かれました。
3月1日から7日までの春の全国火災予防運動にあわせ、去年から行われているもので今回は三朝町の国際交流員も交えフランスの消防文化についてもクイズ形式で学びました。
三朝町国際交流員 クリソン・メリサさん
「フランスの消防士は誰を助けますか?」
園児
「フランスの人と日本の人?」
メリサさん
「人だけじゃなくて動物。動物も助けます」
フランスでは、11歳から消防訓練に参加することや消防士の5人に1人は女性がいることに園児たちは驚いた様子でした。また、防火をテーマにした紙芝居で火の近くで遊んだりストーブの近くにものを置いたりしないことなどを説明。その後、実際に消防ポンプ車にも乗りました。
Q.消防車に乗ってみてどうだった?
児童
「たのしかった!」
「ホースのところがすごい」
Q.教室のお話どうだった?
「わかってきた。火をな、こどもたちで付けないとか」
こうした体験は、消防団などの存在を身近に感じてもらうきっかけとなったようです。
三朝町消防団 吉田秀幸さん
「ほかの県では大きな山火事があったりしているので、消火だけでなく予防に力を入れていきたいと思います」
三朝町国際交流員 クリソン・メリサさん
「自分の周りを意識して危ないことをせずに、これが危ないと意識するようになってほしい」
鳥取県三朝町では、今後も町に2か所ある保育園を定期的に訪れ、火の取り扱いについて伝えていきたいということです。