「すごく期待が持てる」 鳥取砂丘西側に開業予定の高級リゾートホテル 運営会社のマリオット・インターナショナルが事業者にホテル概要などを説明 鳥取県鳥取市
鳥取砂丘西側に2028年開業予定の高級リゾートホテルについて運営会社が2月6日、ホテルブランドなどについての説明を行いました。
運営会社のマリオット・インターナショナルは、世界142の国と地域に9100軒のホテルを展開し2億2200万人以上の会員を誇るホテルブランドです。2月6日は、2028年6月、鳥取砂丘西側に開業が予定されているホテルの概要や観光業への期待などについて砂丘周辺の事業者に対し説明が行われました。
今回、建設されるのは108の客室にレストランや露天風呂付きの大浴場、ジムやプールなどが併設される富裕層をターゲットにしたリゾートホテルです。
マリオット・インターナショナル カール・ハドソン地域責任者
「雪で覆われていた砂丘。外から訪れる方々にとっては心動かされる素晴らしい環境。形のない記憶がホテルが提供できる価値、忘れられない体験。それがホテルが提供できるものです」
「地域の独自性に根差す」ことをコンセプトに中国、台湾、香港、韓国のインバウンド客に対し、鳥取砂丘や、鳥取の食など「ここでしかできない経験」の提供を目指します。また、事業者には富裕層向けの小売店や焼きもの体験など、地元密着型の経験ができるプランの必要性を提示しました。
参加した事業者
「ターゲット層が富裕層で、私たちはお土産の商品を扱っているが、そこにつながり地域も盛り上げることができ、すごく期待が持てる」
マリオット・インターナショナル カール・ハドソン地域責任者
「地元の方が私たちのラグジュアリーホテルに対して、温かく迎えてくださって支えてくださるのをひしひしと感じました。鳥取は世界ではあまり知られていないが、ホテルの建設によって知名度が上がることが期待される」
すでに建設会社は決定していて、今年にはインテリアを決定。2026年1月に造成工事を開始し、2028年6月の開業を予定しています。