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強い冬型の気圧配置の影響で山陰各地で雪 一時鳥取県の一部地域に大雪警報 今後も一日を通して雪がふり一時的に強まる恐れ

2025年2月5日 11:51
強い冬型の気圧配置の影響で山陰各地で雪 一時鳥取県の一部地域に大雪警報 今後も一日を通して雪がふり一時的に強まる恐れ

強い冬型の気圧配置の影響で山陰地方は、2月4日夜から雪が降り続き、鳥取で20センチなどの積雪を観測しています。

伊藤裕介 記者
「午前8時半の島根県飯南町に来ています。きのうから雪が降り続いているということで、私のひざ下の辺りまで雪が降り積もっている箇所もあります」

強い冬型の気圧配置の影響で、4日夜から雪が降った山陰地方。最大積雪量は、鳥取県鳥取市で20センチ、島根県飯南町赤名で39センチを記録しました。気象台は、5日朝、鳥取県の一部地域に大雪警報を発令しましたが、現在は注意報となっています。

20センチ雪が積もった鳥取市では、市民が朝から雪かきなど対応に追われました。

鳥取市民
「6時半くらいからです。きのうも重かったですけど、今日も重たい雪だなと思います 」

「たくさん降ってびっくりしました。子供たちがバスから降りてきたりとか、保護者の方から引き渡してもらう時に、安全のため雪かきをしました 」

また、冷え込みも厳しくなり最低気温は、鳥取市で-1.9℃、松江市で-1.2℃などとなっています。2月5日の予想最高気温は、鳥取、松江ともに 2℃とあまり上がらない見込みです。

交通機関にも影響が出ています。空の便では、鳥取空港・米子空港の滑走路の除雪などのため発着する計10便が欠航なっています。JR西日本では、山陰線が東浜駅から鳥取駅までの区間で、一部列車が運休するなど影響がでています。

今後も1日を通して雪が降り、一時的に強まる恐れがあります。車の運転の際などは、注意が必要です。

最終更新日:2025年2月5日 12:08