3月9日、鳥取県境港市で漫画家・水木しげるさんの生誕イベントが開かれました。今年は妖怪が大好きだという人気子役、永尾柚乃さんも参加し、1日で2万人以上が訪れるなど大きな盛り上がりを見せました。

3月9日、鳥取県境港市の水木しげるロードを練り歩いていたのは、たくさんの妖怪に、仮装した人たち。3月8日・9日（土・日）、境港市出身の漫画家、故・水木しげるさんの生誕103周年を祝うイベントが開かれ、3月9日も全国各地から多くのファンが駆け付けました。

参加者
「長崎から来ました。ねずみ男です」

妖怪パレードの中で、ひと際注目を集めていたのが、ねこ娘に仮装した人気子役の永尾柚乃さん(8)です。

永尾柚乃さん
「ゲゲゲの鬼太郎を見ていたんで、目の前で鬼太郎とかねこ娘とかねずみ男とかいっぱいキャラクターがみんないたんで、すごいなと思いましたね」

ドラマやCMなどで活躍中の永尾さんですが、大の妖怪好き。そこで鳥取県境港市が依頼し、地域の魅力を発信する「1日推しごとナビゲーター」を務めることになったのです。

永尾柚乃さん
「思ったんですけど、伊達市長って本当にめっちゃ明るくて楽しい方なんですね」

境港市　伊達憲太郎 市長
「伊達憲太郎はどんな妖怪に似ていますか？」

永尾柚乃さん
「うーん、境港と言ったらカニじゃないですか？なので“蟹坊主”ですかね」

8歳とは思えない大人顔負けのトーク力で、参加者の心をわしづかみにしました。

永尾柚乃さん
「境港はすごくワクワクで楽しいところだし、それにおいしいので“楽（たの）・ワク・おい境港”ですね！」

3月9日、水木しげるロードの入込客数は去年の生誕祭の4倍近い約2万人だったといいます。

境港市　伊達憲太郎 市長
「柚乃ちゃんも本当にこの境港が好きみたいで、だから楽しい・ワクワク・おいしいということで情報発信をいたるところでしてくれる、そういうことを期待しています」

永尾さんは、近日中に生誕祭の様子をSNSにアップするなどして引き続き、魅力発信に努めるということです。