鳥取県警鳥取警察署は2月5日、面識のない男性の胸ぐらをつかんだり、地面に押し倒したりするなどの暴行を加えたとして、建設業の26歳の男を暴行の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、1月4日午前1時ごろ、鳥取市に住む男は同市末広温泉町にある駐車場で面識のない20代の会社員の男性に対し、胸ぐらをつかみ自動車のボンネットやフェンスなどに背中を押し付け、地面に押し倒す暴行を加えた疑いが持たれています。

暴行を受けた男性が「変な人に絡まれた」と自ら通報し、警察が駆けつけました。その後、被害者から事情聴取を行うなど捜査の結果、男の犯行を特定し2月5日に逮捕しました。

男は、友人と3人で歩いていた被害男性とすれ違いざまに肩がぶつかったことがきっかけで暴行に至ったということです。男と男性はともに酒に酔っていたとみられています。

警察の調べに対し男は「胸ぐらをつかんだ記憶はかすかにあるが、それ以外の暴力行為は覚えていない」と一部容疑を否認しているということです。

警察が事件の経緯を詳しく調べています。