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「遊泳区域が設定されていないという危険な状態」 海水浴場はすでに閉鎖… 一方で遊泳禁止ではないため、暑さをしのぐため海水浴をする人も 人の目が少なくなるこれからの時期に要注意 鳥取県岩美町

2024年8月23日 18:56
「遊泳区域が設定されていないという危険な状態」 海水浴場はすでに閉鎖… 一方で遊泳禁止ではないため、暑さをしのぐため海水浴をする人も 人の目が少なくなるこれからの時期に要注意 鳥取県岩美町

8月23日も各地で危険な暑さとなった山陰地方。夏休みも終盤のいま、あのスポットにも注意が必要です。

中山紗希 アナウンサー
「鳥取県岩美町の浦富海水浴場です。海水浴場としての開設はすでに終了しているのですが、ご覧の通り、きょうも海で海水浴をしている人の姿が見られます」

8月19日で今シーズンの海水浴場を閉鎖した浦富海水浴場。しかし23日もこの暑さの影響か、海には親子連れなどが訪れていました。

訪れた人
「涼しい、海がつめたいから」

「気持ちよかったです。気を付けて海を見て、泳げる範囲内で泳いでってかんじです。沖のほうには行っていない。浅いところだけで」

海水浴場自体が閉鎖となっても遊泳禁止ではないため自由に海水浴ができますがー。

鳥取海上保安署 吉田裕 次長
「(海水浴場が)開設されていない状態では誰もいないとか、遊泳区域が設定されていないという危険な状態なので、できれば泳ぐことをやめていただきたいなと思います」

こちらの海水浴場では開設期間中の8月だけでも4件の水難事故が発生。いずれも救助されたものの、人の目が少なくなるこれからの時期は特に注意が必要です。さらに、これからの季節は台風の影響で離岸流も発生しやすくなるため、沖に流される可能性も高くなるといいます。

鳥取海上保安署 吉田裕 次長
「これからまだまだ暑い時期が続きまして、海に入りたいと考えると思いますが、そういう時には自分たちの命の安全を守る策、ライフジャケットとか、浮き輪とかそういうものをもって安全に遊んでいただくということをお願いします」

海水浴場が閉鎖されても暑さは続くこれからの季節。利用する際は水難事故に巻き込まれないために、浅瀬で万全な対策を取りながら楽しむ必要があります。

最終更新日:2024年8月23日 18:56