「想定外です」強風の影響が山陰各地に 6日の夜遅くまで急な強い雨や落雷などに注意 鳥取県・島根県
11月6日朝の山陰地方は、低気圧の接近に伴って強風が吹き荒れるところがありました。
北村晏乃記者
「午前11時の鳥取砂丘です。時折目が開けられないぐらいの強い風が吹きすさんでいます」
11月6日午前3時ごろの鳥取は最大瞬間風速21.7mを記録。鳥取砂丘では、強い風の中、馬の背を目指す観光客の姿も見られた。強風に巻き上げられた砂が目や服の中に入らないようにフードを深くかぶるなどしていました。
Q.こんなに風が強いと思ってた?
観光客
「いや、想定外です。普通に、普通に遊びたい。今の風だとちょっとしんどいっていうか」
「すごい天気の日に来ました。晴れてたら大丈夫なんですかね?」
11月6日、この強風の影響によりJR西日本は山陰線の浜坂駅から米子駅間において始発から運行を休止していましたが、午前9時過ぎに運転を再開。
しかしこの影響で、特急6本を含む31本が運休し、11月6日朝の鳥取駅では運転状況を確認し肩を落とす人の姿が見られました。
鳥取駅を訪れた人
「昨日の夜から風が凄かったんですけど、朝になれば動いてるかなと思ってたので」
「すごい音で(昨晩は)もう寝れなくて大変でした。夜雨降るらしいんでつらいですね」
気象庁によると、山陰両県では11月6日の夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や急な強い雨、落雷に注意が必要だということです。