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廃棄されていた「阿毘縁りんご」を使った「りんごリキュール」 好評につき今年も商品化 日南町や境港市などで限定販売 鳥取県

2024年5月8日 18:58
廃棄されていた「阿毘縁りんご」を使った「りんごリキュール」 好評につき今年も商品化 日南町や境港市などで限定販売 鳥取県

廃棄されていた特産品を生かした農産加工商品のその後です。去年販売され好評だった鳥取県日南町の高冷地で栽培されている特産「阿毘縁(あびれ)りんご」を使った「りんごリキュール」が、今年も商品化されることになりました。

鳥取県日南町の標高650メートルの高原で生産されている「ふじ」品種のりんごで、蜜入りで酸味と甘みのバランスがとれた特産「阿毘縁りんご」。その特徴を生かして、果汁35パーセントを配合し、アルコール度数6パーセントに仕上がった阿毘縁りんごの酒「りんごリキュール」は、去年4月に完成し、販売されました。

その「りんごリキュール」は、販売から1か月以内に完売するなど予想以上に好評であったことから今年も引き続き商品化されることになり、5月8日、地元で関係者による試飲会が開かれました。この「りんごリキュール」は、鳥取県境港市の酒蔵会社の協力を得て、傷や規格外などでこれまで廃棄していたものを活用しています。

阿毘縁りんごの生産者 林冨実代さん
「本当に爽やかな口当たりです。廃棄するものが一つもなくて、こういった形で使っていただく商品になるのは本当にすごくありがたい」

千代むすび酒造 岡空聡 常務取締役
「本当においしいりんごの果汁を分けていただいています。(商品化は)今年2年目ですけど、ずっと続けていきたい」

日南町 中村英明 町長
「(りんごの)香りがしますし、飲みやすいです。氷を入れてロックで飲んだら気持ちいいかもしれん。日南町で育ったりんごを原料にして出来たリキュールなので、多くの皆さんに引き続きご愛顧いただければ。(今後も)継続した形を期待しています。町としても応援していきたい」

「阿毘縁りんご」ならではの豊かな味わいを活かすのはもとより、廃棄したリンゴを活用するというSDGsの理念にも沿った商品「りんごリキュール」。今年は310本が、地元日南町の道の駅や境港市の千代むすび酒造などで限定販売されます。日南町の特産品を生かしたヒット商品「りんごリキュール」。これからも人気を集めそうです。