本格的な受験シーズンを迎える中、鳥取県の米子鬼太郎空港には受験生を応援する「特大絵馬」が登場しました。絵馬の大きさは、縦1.2メートル、横1.1メートルあります。

この絵馬は、空港を出発する受験生を応援するために全日空が設置しました。1月11日は、学問の神さま菅原道真を祀った山口県の防府天満宮の神職を招き、神事が執り行われました。神事には、すでに大学や専門学校など進路が決まっている米子松蔭高校の生徒5人も参加。これから受験本番に臨む受験生の代わりに願い事を絵馬に託しました。

参加した高校生
「絵馬に多くの方の挑戦が実りますようにと書いたけど、合格していい春を迎えるようにして欲しいです」

「（絵馬に）全員合格と書きました。（自分も）受験まで応援してもらった分、しっかりみんなに返そうかなという思いを込めて書きました」

全日本空輸　松村右介 米子空港所長
「是非ここまでの努力による力を発揮していただけるように、我々も運航をサポートしていきますので、全員合格して希望の進路に進んでいただければと思います」

いよいよ1月13日、14日には、大学入学共通テストが始まり、受験シーズン本番を迎えます。特大絵馬は、鳥取県の県立高校の合格発表となる3月14日まで設置されています。