丸山知事「個人の判断にゆだねることを基本とする」 県職員にマスクの着用に対する方針を示す 2023年3月の政府の方針後も着用を求め続ける 島根県
島根県の丸山知事は新型コロナ感染拡大以降初めて、県の職員に対し、マスクの着用を個人の判断にゆだねる方針を示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年の2月以降、マスク着用の徹底を呼び掛けてきた島根県。2023年3月に政府が「マスクの着用は個人の判断にゆだねる」と方針を示した後も、県の職員に対し業務中のマスク着用を求め続けていました。
しかし、3月13日の会見で丸山知事は、新型コロナウイルス感染者数並びにインフルエンザの感染者数が全国的に減少していることを理由に挙げ、4月からは全国同様、「個人の判断にゆだねる」ことを発表しました。
島根県 丸山達也 知事
「感染拡大の波も小さくなっているところでございます。こういった状況を踏まえまして、職員に一律にマスク着用を求めることは年度内で終了することとし、個人の判断にゆだねることを基本とする」
島根県では窓口を担当する職員や重症化リスクがある高齢者などと接する場合には、引き続きマスク着用を推奨することにしています。