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市民からの意見をもとにデザイン案を協議 閉店した百貨店の跡地利用や松江駅周辺の再開発について話し合う会議開かれる 島根県松江市

2024年10月8日 17:49
市民からの意見をもとにデザイン案を協議 閉店した百貨店の跡地利用や松江駅周辺の再開発について話し合う会議開かれる 島根県松江市

今年1月に閉店した松江駅前の一畑百貨店。これを受けて10月8日に跡地利用や松江駅周辺の再開発について話し合う会議が開かれ、市民からの意見をもとにデザイン案を協議しました。

今年1月に閉店した一畑百貨店の跡地利用などについて、松江市と松江商工会議所などでつくる会議で、去年12月から議論を重ねてきました。これまでの計画案では、一畑百貨店の跡地に複合ビルを新たに建設。老朽化する松江テルサを解体し、必要な機能は複合ビルに移すなどの素案を松江商工会議所のホームページで示し、9月2日から17日まで市民などからの意見を募集していました。

そして集まった意見数は、延べ431件に上り、10月8日はその内容をデザイン案に反映させるための協議が行われました。主な意見としては、松江駅前の地下駐車場をシェルターなど防災機能を持たせたスペースとして活用することや一畑百貨店跡地に作る複合施設には生鮮食品や化粧品など生活に必要な店舗をそろえてほしいなどの意見が出されました。松江テルサについては解体せずに、改修で進める意見もあり、今後の検討課題としています。

松江商工会議所 田部長右衛門 会頭
「出たご意見はそんな驚くべきものはなかったので、すべて応えられるんじゃないかなというふうに思います。少なくとも前よりは、『とてもいい駅前になったね』と市民の皆さまに言って頂けるプランにしたいし、なると思ってます」

デザイン会議では集まった意見をもとに、デザイン案に修正を加え、年末までには複合施設を中心に最終案をまとめたいとしています。

最終更新日:2024年10月8日 18:53