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高さ約20メートルのやぐらに火を放つ 伝統行事「今津のとんど」 島根県隠岐の島町

2024年1月18日 12:14
高さ約20メートルのやぐらに火を放つ 伝統行事「今津のとんど」 島根県隠岐の島町

島根県隠岐の島町で1月15日伝統の「今津のとんど」が行われました。

1月15日、島根県隠岐の島町今津地区で毎年恒例の「今津のとんど」が行われました。今津漁港の岸壁に組まれたのは、高さ約20メートルのやぐらです。

正月飾りや書き初めを入れた「宝袋(さいふ)」と呼ばれる紙袋を飾り、火を放ちます。火は勢いよく燃え広がり、やぐらが海に倒れると「とんど切り人」と呼ばれる下帯姿の男たち約30人が寒空の中、次々と海へ飛び込んでいきました。

そして、道具を使いながら海の中でやぐらを解体。やぐらを支えた竹の柱は、祝い事のあった家に贈られることになっていて、今年は新しく転居してきた家に贈られたということです。