京急百貨店「伊勢定」 うなぎ食べて集団食中毒 健康被害の申し出161人に増える
京急百貨店に出店している「日本橋伊勢定」で先週販売された「うなぎ弁当」などを食べた複数の客が体調不良を訴えていた問題で、「伊勢定」などによりますと、嘔吐や下痢などの症状を訴えている人は、29日午後8時の時点でさらに14人増え、161人にのぼっているということです。
この問題について、横浜市は29日、黄色ブドウ球菌による食中毒と判断しました。
また、京急百貨店と「伊勢定」は29日の会見で、「うなぎ弁当」や「うなぎ蒲焼」は土用の丑の日の24日から翌日の2日間で計1761個販売し、体調不良を訴えた客のうち、90代の女性1人がその後亡くなったことを明らかにしました。
横浜市は死亡との因果関係は不明としています。