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防災用品の問い合わせが増加… 収納型給水タンク・ポンチョ付き簡易トイレなど 能登半島地震を受け防災意識高まる 鳥取県鳥取市

2024年1月17日 17:10
防災用品の問い合わせが増加… 収納型給水タンク・ポンチョ付き簡易トイレなど 能登半島地震を受け防災意識高まる 鳥取県鳥取市

今年の元日に最大震度7の強い揺れを観測した能登半島地震。甚大な被害を受け、多くの住民が今も避難生活を続けています。そんな中、鳥取市のホームセンターを訪ねるとー。

ホームプラザナフコ東鳥取店 安部陽介 店長
「こちらが入口入ってすぐのコーナーにある防災用品の特設コーナーになります。1月1日の能登半島地震を受けて急遽作成いたしました」

こちらのホームセンターでは能登半島地震を受け、1月5日から特設コーナーを設置。在庫の問い合わせも多く、防災用品全体の売り上げは去年の1月と比べて1.3倍の売れ行きだといいます。中でも特に売れているというのがー。

ホームプラザナフコ東鳥取店 安部陽介 店長
「今回断水の報道が非常に多くなっておりますので、こういった水タンクであるとか、こちらにございます携帯用のトイレ、こういったところが非常によく売れております」

被災地となった石川県輪島市や珠洲市では現在もほぼ全域で断水が続いています。連日の報道を受け、水道などのライフラインを心配する人が多く、特に売れているのが給水タンク。使わないときは折りたたんで収納できるものも取りそろえています。

さらに売れているというのがポンチョ付き簡易トイレ。まず、段ボールで土台を作ったあと、中に入ったポンチョを着て使用します。こういった「簡易トイレ」も断水の影響で今もトイレの水が流せない被災地を見て購入する人が多いそうです。

ホームプラザナフコ東鳥取店 安部陽介 店長
「こういったものが家にあると何かあったときにすぐに持ち出せますし、非常に便利じゃないかと思います」

29年前の阪神・淡路大震災の記憶。そして、今起きている能登半島地震をきっかけに一人一人が防災意識を高め、災害に向けて準備を進めていく必要があります。