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高級魚・トラフグを大山山麓から染み出る井戸水で陸上養殖 「大山名水とらふぐ」の試食会 新たな名産品を目指す 鳥取県米子市

2024年1月16日 17:25
高級魚・トラフグを大山山麓から染み出る井戸水で陸上養殖 「大山名水とらふぐ」の試食会 新たな名産品を目指す 鳥取県米子市

鳥取県の新しい名産品を目指します。鳥取県米子市で養殖が始まった「大山名水とらふぐ」が1月16日初出荷され試食会が行われました。

大山山麓から染み出る井戸水で陸上養殖されたその名も「大山名水とらふぐ」。トラフグの陸上養殖は、鳥取県の新しい名産品を目指して一般社団法人G.Bが、現在遊休施設となっている鳥取県米子市淀江町の「白鳳の里」に3つの水槽を設置して始めました。

1月16日に施設の見学会が開かれ、鳥取県米子市の伊木市長や鳥取県の担当者が参加しました。その中で、フグの生育に適した水温にするため大山山麓から染み出る井戸水を温泉排水を活用して保温する環境にやさしいシステムも紹介されていました。

トラフグは、漁獲量が少なく非常に高い単価で取引される高級魚。身が引き締まり、独特の噛み応えと味を醸し出すとして人気があります。「大山名水とらふぐ」は、隣接する温浴施設、淀江ゆめ温泉のレストランに1月16日に初出荷。早速調理され、試食会が行われました。メニューは、天ぷらや唐揚げ、刺し身など盛りだくさん。参加者は、トラフグ料理を堪能していました。

鳥取県水産振興局 鈴木由香利局長
「おいしくいただいています。多くの方が大山の名水とらふぐを食べに来たいと鳥取県に遊びに来ていただき、しっかり食べていただく流れが生まれるといいと期待しています」

米子市 伊木隆司市長
「大山名水とらふぐというのをしっかり売り出して、多くの市民、観光客に食していただけるようPRをお手伝いしたい」

一般社団法人G.B 増田紳哉 事業部長
「くさみも少ない、非常にフレッシュで旨味も凝縮されたふぐに仕上がりました。食べてただけるようお願いしたいと思います」

「大山名水とらふぐ」料理は、1月17日から淀江ゆめ温泉のレストランで提供される予定です。