厳しい冷え込みで動物たちにも暖を… 観光牧場ではヒーターで温まるミニブタに湯船につかるカピバラの姿も 鳥取県・島根県
1月28日の山陰地方は冬型の気圧配置が強まり、ところにより雪が降るなど厳しい冷え込みとなりました。島根県松江市の平野部では雪が積もったところもー。
各地の最低気温は
(鳥取県)
・米子:0.7℃
・日南町茶屋:‐1.5℃
(島根県)
・松江:0.6℃
・浜田市弥栄 :‐1.4℃
と厳しい寒さとなりました。
気象台によりますと、今後も寒気が強まり広い範囲で雪が降り、29日午前6時までの24時間降雪量は、多いところで山間部で40センチ、平野部で10センチを予想しています。
(島根:山間部40 平野部10、鳥取:山間部30 平野部10)
今後の気象情報をこまめに確認し、車を運転する際は路面の凍結に注意が必要です。
こうした中、寒さを感じるのは人間だけではありません。大山の麓にある観光牧場「大山トムソーヤ牧場」では、モルモットなどのかわいらしい小動物が15匹飼育されています。モルモットは比較的寒さに強いということですが、さすがにこの冷え込みにはこたえている様子。お互いくっつき合いながら暖をとっていました。
一方、飼育小屋の中にこもっていたのはベトナム原産のペット用のミニブタです。毛が短く寒さは苦手。赤外線ヒーターでひっそりとあたたまっていました。中には、気持ちよさそうに寝ているブタも…。
そして、この時期にはおなじみの光景も。元々、南米のアマゾン川流域に生息して寒さが大の苦手のカピバラです。毎年寒くなるこの時期、水温40℃のお湯をプレゼント。小雪がちらつく中、温かい湯船につかりご満悦の様子でした。
観光客
「寒いです。入りたいです。一緒に入れるんだったらあたたかそう」
大山トムソーヤ牧場 福田紫乃さん
「いつもよりちょっとお湯を熱めにして入ってもらっています。寒い中ですけど、皆さん暖かくしてこの時期だけの動物さんたちを見に来てください」
まだまだ寒い日が続きますが、この観光牧場では、動物達同志がくっつき合うなど冬ならではの心温まる光景が楽しめます。