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初の女性副知事が誕生 島根県庁辞令交付式 県外からの就職者も 島根県

2024年4月1日 18:16
初の女性副知事が誕生 島根県庁辞令交付式 県外からの就職者も 島根県

島根県 丸山達也 知事
「島根県副知事に選任する、令和6年4月1日、丸山達也。よろしくお願いします」

新年度を迎えた島根県庁。島根県政初の女性の副知事が誕生です。丸山知事から辞令を受け取ったのは、石原恵利子さん(59)。4月1日から4年間副知事を務めます。石原さんは1983年に島根県庁に入庁し、行政改革推進室長、地域政策課長、教育委員会教育次長、副教育長など歴任した後、2023年4月に政策企画局長に就任。4月1日からは副知事としてスタートを切り、知事のサポートや県政業務に従事します。

石原恵利子 副知事
「市町村や関係団体、そして県民の皆さまの声をよく聞いて情報共有して、県の施策に反映できるよう、全庁挙げて取り組んでいきたいと考えていますので、力を合わせていきましょう」

就任式では約50人の幹部職員を前に副知事としての抱負を述べました。

石原恵利子 副知事
「改めて副知事という職の重さを感じておりますし、その重責にしっかりと対応できるように頑張っていきたいと思ったところです。女性の活躍について、私が副知事になって色々なご期待があるということであれば、そういった期待にもしっかりと答えられるように頑張っていきたいと考えております」

2024年度、女性管理職の割合が全体の16%と過去最多となり、初めて目標に達した島根県。新副知事に石原さんを迎え、さらに女性活躍の場が広がるか手腕に期待がかかります。

一方、新品のスーツを身にまとい入庁する職員も。2024年度、島根県職員として採用された153人に辞令が交付されました。式では丸山知事が「初めからできる人はいない。分からないことは先輩に聞き、教えてもらえることをありがたいと思う姿勢を大事に頑張ってほしい」と激励しました。その後、新職員を代表して糸賀創さんが決意を述べました。

糸賀創さん
「歴史・自然・文化が融合する島根県を守り、また新たな可能性を模索し、県内外へ伝えていくことこそ島根県のさらなる発展のために、私たち県職員が全うすべき使命であると考えます」

新職員の中には、県外から島根県に就職したという人も見られました。

沖縄からの就職者
「僕は沖縄から農業職で入ったので、畜産農家さんたちと仲良く話し、聞きながら手伝えたらいいなと思ってます」

兵庫からの就職者
「島根県が農業でやってる事業に興味があって、県職員になりました。これからこのご縁を大切に頑張っていきたい」

東京からの就職者
「先ほど知事が県民の方がどんどん減ってるって仰られたんですけど、私も県外から来たので、このような人たちが増えるように頑張っていきたい」

新職員は今後、県庁や病院、学校などで職務に当たります。