今年7月の大雨で県道が崩落した島根県出雲市大社町の日御碕地区。この地区の観光需要を喚起させる新たな取り組みが11月からスタートすることがわかりました。

7月の大雨によって、県道29号が崩落し通行止めとなっていた島根県出雲市大社町の日御碕地区。9月に一般車両が通行できる仮設道路ができたほか、今年12月には観光バスなどの大型車両が通行できるう回路が完成する予定です。

こうした中、島根県の丸山知事は10月24日の定例会見で新しい観光推進策「出雲日御碕“観光応援”キャンペーン」を発表。11月1日から実施され、期間中に地区内で宿泊した客に対し、1人1泊につき3000円の宿泊割引などを行うほか、地区内の飲食店や土産物店で使えるクーポン券を販売するとしています。

島根県　丸山達也 知事
「こういったキャンペーンを利用して県内・国内外の方々に秋冬の日御碕に訪れていただくことを期待している」

期間は11月1日から今年度いっぱいまでで、クーポン券は日御碕地区のビジターセンターなど出雲市内7か所で販売されます。