「一緒に高めあえる仲間の存在があった」 県内の高校で卒業式 未来への期待を膨らませ学び舎を巣立つ 鳥取県
3月3日、鳥取県内のほとんどの公立高校で卒業式が行われ、生徒たちが新たな門出を迎えました。
このうち、鳥取市の鳥取東高校では、268人の生徒が卒業の日を迎え、卒業証書が手渡されました。式では原田晋一校長が「自分の可能性に賭ける勇気と決断をもって、自分自身の判断、自分の人生の選択を行ってください」と卒業生にはなむけの言葉を送りました。
これに対し、卒業生代表の森本雅子さんは―。
卒業生代表 森本雅子さん
「諦めそうになったこともあった私たちの高校生活。それでもそんな毎日を走り抜くことができたのは、辛い時にも支え合い一緒に高め合える仲間の存在があったからでした。いつでも周りを見れば『自分も頑張ろう』と思わせてくれる仲間の姿がありました」
高校生活の思い出を交え、答辞を述べました。
式を終えた卒業生たちは、保護者や恩師、在校生に見送られながら慣れ親しんだ教室へ。最後のホームルームを前に、クラスメイトとのひと時を思い思いに過ごしていました。
卒業生
「本当に素敵な人たちに囲まれた3年間で、鳥取東高校に入って良かったなって思います」
「大学進学をして、社会の先生になって、またこの学校に戻ってきたいと思います。面白くて丁寧に教えてくださった先生がいたので、その先生みたいになりたい」
未来に期待を膨らませながら、卒業生たちは学び舎を巣立っていきます。