「自分の稽古でやってきた相撲をやりきるだけ」 鳥取県倉吉市出身・伯桜鵬関 春場所に向けて地元で激励会 約200人の前で意気込みを語る
大相撲春場所を前に、鳥取県倉吉市出身の伯桜鵬関が、3月1日に地元で開かれた激励会に参加しました。
3月1日、倉吉市出身の伯桜鵬関がまもなく始まる春場所を前に、地元に帰ってきました。開かれた激励会には、所属する伊勢ヶ濱部屋の伊勢ヶ濱親方や部屋付きの宮城野親方も出席。伯桜鵬関は集まった約200人を前に、春場所への意気込みを語りました。
伯桜鵬 関
「3月9日の初日から気風(きっぷ)の良い、若々しい相撲を15日間取って皆さまに元気と希望を届けていくので、今後も熱い応援よろしくお願いします」
今年の初場所で、幕内に復帰した伯桜鵬関。序盤から白星を重ね、終盤には幕内上位の力士との対戦が組まれる中、勝ち越し千秋楽の高安戦で勝利。10勝5敗と2桁の白星を挙げ、生涯戦績通算100勝を達成しました。番付も前頭15枚目から9枚目に上げています。
激励に集まった人たちは春場所への期待を込め、伯桜鵬関にエールを送っていました。
激励会に集まった人
「上位の大関や横綱に勝ってもらって、まず勝ち越してもらって、もっと上の番付を目指して頑張ってほしいです」
伯桜鵬関の父
「かなり強くなった、精神的にも落ち着いて。今まで場所前になるとあそこが痛い、ここが痛いというのを言っていたがそれが全くなく、強くなってる。いい稽古ができていると、強くなったなと言っていました。だいぶ成長したなと。一生懸命がんばれ!」
まもなく始まる春場所に向け伯桜鵬関は―。
伯桜鵬 関
「自分の稽古でやってきた相撲をやりきるだけ。誰が相手でも自分が勝つという強い気持ちを持って、土俵に上がることが僕の仕事なので。相手どうこうより自分がやってきたこと、やるべきことをやり遂げたい」
大相撲春場所は、3月9日(日)から大阪で行われます。