ハンゲショウ!と思いきや… 葉を白く染める"マタタビ" 鳥取県八頭町
梅雨の季節、葉の一部が白くなる「ハンゲショウ」が見頃を迎えますが、ある植物も葉を白く染めていました。
鳥取県八頭町の山間で見つけたのは、ハンゲショウ…と思いきや、こちらも同じ時期に葉を白く染める"マタタビ"です。受粉を助ける虫たちに花のある場所を知らせるためで、葉の表面が白く変色すると、やがてその下に白い花をつけます。
マタタビは昔、旅人が実を食べてまた旅を続けられるようになったことから「また旅」と名付けられたんだとか。そして、マタタビといえば、ネコにはたまらニャイ、大好物として知られ、葉や実をネコに与えると、お酒に酔ったような状態になるといいます。そのため、大量に与えすぎないよう注意が必要だということです。
鳥取県内でも、渓流沿いに多く分布しているマタタビ、この白い葉は梅雨明けごろまで見られるということです。